バターは牛乳から作るもの、そう思っている人がほとんどでしょう。
まさかとは思いますが、
なんと!
超 簡 単 に 生クリームからでも作れてしまいます。
だってそうでしょう、もともと牛乳なんですから。
しかも、
スーパーでコンビニで手軽に買える生クリーム、
やるっきゃないでしょう!
それでは,
生クリームからバターの作り方をご紹介していきましょう。
生クリームからバターの作り方
安易な考えから
生クリームからバターを作れるんじゃないか?
生クリームって、元々牛乳でしょ?
じぁ〜生クリームは作れるんじゃないかと思い作ってみたところ、
超 簡 単に、
見事に生クリームからバターを作る事に成功いたしました。
まずは、必要なものから説明していきましょう。
バター作りに必要なもの
生クリームからバターを作るのに必要なものは、
たった3つ。
生クリーム
塩1g
ペットボトル
これだけで十分です。
作り方は…
ペットボトルに生クリームを入れて振るだけ。
しかし、簡単と言えど、
ここからがほんの少しだけ大変なんです。
バターの作り方、ちょっとその前に
生クリームからバターの作り方は超簡単なんですが、
作っていると色々不安が出てきます。
本当に生クリームで作れるのか?
どのくらい時間がかかるのか?
本当に美味しいのか?
大丈夫です。
本当に作れて、
本当に美味しい、
時間もそんなにかかりません。
基本的なバターの作り方は牛乳を振りまくれば、
乳脂肪が固まってバターとなります。
それなら、
生クリームは牛乳より乳脂肪が圧倒的に多い分、
バターの量も多く作れるはずです。
ちなみに…生クリームの乳脂肪の量は?
牛乳:3.5〜3.7%
純生クリーム:45〜47%
バター作りに使う生クリームは、必ず『純生クリーム』を購入してください。
実際のバター作り
まず…
生クリームをペットボトルに、もしくはそれに準ずる入れ物に入れます。
次に…
ペットボトルに入れた生クリームを振ってみる。
振って振って振って、
あれ?っとここで、
心配事が1つ発生!
少し降っただけで生クリームがホイップ状になって、
本当にバターなんて出来るのか?と!
問題ありません。
そのまま気にせず、振って振って振りまくって下さい。
振ってる間に…30分弱
諦めずに不安に思いながら降っていると
ドンっ、あれ?何だ?
急に、ゴトってバターらしきものが出来てきます。
そうこれっ(^^)
キ タ ァーーーッ!!
不安に思いつつも結果が出た。
やった!(^^)
今度は…
ペットボトルの中がバターと液体に分かれているので、
液体だけペットボトルから抜いてしまいます。
個体は『バター』
液体は『乳液』
乳液は、化粧品に使われるような原料もしくはホエーとも言いい、
もちろんと飲んでも美味しく飲めるものです。
ある程度振ったら、乳液が多くなってくるので、
液体を除いて振り続け、
乳液が出なくなればバターが完成です。
ペットボトルを半分に切って取り除くと
取りやすいです。
これがいわゆる『無塩バター』と呼ばれるもの。
このバターに塩1gを入れれば、
美味しいバターに早変わりします。
【注意点】生クリームからバターの作り方

植物性脂肪は✘、純乳脂肪は○
生クリームからバターは超簡単に作れるんですが、
作る際に気を付けなけばならない事が、
注意点が2つあります。
1つは…
純生クリーム(乳脂肪45%以上)を使用
もう一つは…
塩分の量
この2つを気をつけなければなりません。
純生クリームを必ず購入
生クリームには2種類のタイプがあり、
乳脂肪分タイプ
植物性脂肪分タイプ
この2つです。
これに気を付けなければバターは作れません。
これらのうち、当然の事ながら
『乳脂肪分』の方を購入して下さい。
ほとんどの場合、
植物性脂肪に比べて乳脂肪の方が値段が倍ほど違うので、
値段が高いのを目安に選ぶといいと思います。
塩分の量に注意
バターの美味しさは、塩分濃度で決まる
と言っても過言ではありません。
塩分が薄いなら足したらいいのですが、
濃い場合はどうにもなりません。
北海道で有名で美味しいバター
『雪印バター』
と
『よつ葉』
の中には、100gのバター中
それぞれ1.4gと1.6g

雪印 食塩相当量 1.4g

よつ葉 食塩相当量1.6g
の食塩がバターの中に入っています。
これをまともに信じて同じ量を入れると塩気が多く少ししょっぱく感じます。
今回の生クリームからバターの作り方は、
市販品の物より少し水分が高いので薄目で作るとより美味しく作れます。

小さじに1gの塩
大体、今回出来た量(117g)に対して1gが丁度いい美味しさでした。
もっと薄くてもイイかもしれません。
もし塩味が欲しい場合は、少しづつ加えていき自分の味に近づけて下さい。
まとめ
生クリームからバターの作り方は、いかがでしたか?
超簡単に誰でもバターが作れます。
注意点を2つ気を付ければバター作りは簡単に出来ます。
ただ、買った方が安いのがたまにキズですね。
市販品バター100gの値段:300円
純生クリーム200mlの値段:385円