【大豆、小豆】5つの違いを簡単解説!/用途も注目!?

小豆。黄大豆。黒大豆

小豆と大豆は日本古来の食材で、これらの用途は様々で色々な料理に使われています。

小豆は高級和菓子やあんこやお汁粉などに利用され、

現代風にイメージしやすくすると『高級スイーツ』やアンパンマンでお馴染みのあんぱんをオヤツなどに多く利用されています。

大豆はお菓子やおかず、調味料など広範囲に渡って利用されています。

代表的に一例をあげると『きな粉』、『豆腐や納豆』、『醤油』です。

では、詳しく小豆、大豆の違いを詳しく説明したいと思います。

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見た目の違い

小豆と大豆は見た目から大きく分けて3つの大きな違いがあります。

色の違い

まずは色、赤系の色が多いのが小豆です。大豆は黄色系と黒系、緑系、茶系です。

大きさの違い

小豆、黄大豆、黒大豆、青大豆の一円玉比較

次に大きさ、一般的に小豆は大豆よりも1回りも2回りも大きさの違いがあります。

形の違い

小豆と黄大豆

最後に形、一般的に小豆は“だ円形”をしているのに対し大豆は“丸い形”をしています。

実際写真で見てもらうと分かりやすいと思います。

栄養成分の違い

小豆、大豆はなんとなく似ている文字ですが、同じ豆でも栄養成分が大きく違います。

小豆は炭水化物が主体、大豆はタンパク質が主体です。

三大栄養素で比べるとこんなに違いがある事が分かると思います。

小豆の三大栄養素

  • タンパク質・・・20.3%
  • 脂質・・・・・・2.2%
  • 炭水化物・・・・58.7%

大豆の三大栄養素

  • タンパク質・・・35.3%
  • 脂質・・・・・・19.0%
  • 炭水化物・・・・28.2%

そのほかに小豆と大豆と言えばポリフェノールが気になります。

一概にポリフェノールと言っても役割が違います。

小豆のポリフェノール

カテキンが中心に含まれ、ほかにサポニン、アントシアニンなどこれらは動脈硬化の予防やガン予防に適しています。

 

大豆のポリフェノール

大豆イソフラボンが中心で女性ホルモンによく似た効果をするアンチエイジング(老化予防)に適しています。

用途の違い

小豆と大豆は成分の違いからも分かる通り、使用用途も全く違います。

小豆はお菓子類やサラダに使用用途は限定的ですが、

大豆は身近なものに広範囲に渡って食材利用されています。その中で主なものを紹介したいと思います。

小豆の使用用途

上が草団子、下がどら焼き 上が草団子、下がどら焼き

代表的な小豆の用途は高級和菓子やどら焼き、豆大福、団子などの嗜好品などに多く使われます。

炭水化物の多い小豆は何かとお菓子系の食品の原料に使われる事が多いです。

その他に甘納豆などの保存食品、最近では豆サラダと言って塩ゆでした小豆が注目されています。

大豆の使用用途

大豆は日本人にとても馴染み深く身近な食品です。

日本人なら必ず1日のどこかで大豆製品を摂取してると言っても過言ではありません。

絹豆腐

その使用用途は身近で、調味料である醤油、ご飯のおかずに納豆や豆腐、油揚げやガンモなども大豆でできています。

お正月によく出てくるきな粉、甘露煮の黒豆なんかも大豆が主の食材です。

ひきわり納豆

大豆を原料とすもので珍しいものでいうとサラダ油がその1つです。

大豆を主とするサラダ油なら商品名が『大豆油』とか『大豆オイル』と表記されてるはずです。

大豆なたね油

更に面白い事があり大豆の油を搾った後、大豆油粕と言うものがあります。

その大豆油粕を使って醤油を作る事ができます。

何の特徴もない醤油を買って原材料名を見ると『脱脂加工大豆』と書いてあります。

醤油の表示表

それとは逆にちょっと高い醤油、丸大豆醤油と言う表記のものを目にした事があると思います。

これは読んで字のごとく丸大豆で醤油を作っています。

原材料名を見ると必ず『大豆(遺伝子組み換えでない)』と表記されています。

丸大豆醤油の表示と表示表

小豆と大豆の主な品種

小豆や大豆と一概に言っても細かく言えばたくさんの品種があり、見た目では分からないものから明らかに分かるものまで色々な種類の小豆、大豆があります。

その一部と大まかな使用用途をご紹介したいと思います。

小豆の品種と主な使用用途

小豆は品種も豊富にあり大きく分けて『大納言小豆』と『普通小豆』に分けられます。

大納言小豆であれば

  • アカネ大納言
  • トヨミ大納言小豆
  • ホクト大納言小豆

普通小豆であれば

  • シュマリ小豆
  • エリモ小豆
  • 北の乙女小豆
  • 北ロマン小豆
左が大納言小豆 右が普通小豆 左が大納言小豆 右が普通小豆

大納言小豆は普通小豆に比べ、皮がしっかりしていて煮ても皮切れしないのが特徴です。

関西方面だと大納言小豆は皮切れが起こりにくいという事で腹が切れない、

要は大昔の切腹というイメージを連想させないということで、大納言小豆の方をよく使用される傾向にあります。

他に大納言小豆はぜんざいというあんこによく似たものに使用され普通小豆よりマイルドな味わいのあるスイーツになります。

それとは逆に普通小豆は皮が柔らかく、味がしっかりしているのが特徴で、

あんこやお汁粉などによく使われ高級和菓子の練り餡の原料によく使われます。

皮も柔らかいので食べやすくサラダなんかに利用すると美味しく食べられるように出来ています。

大豆の品種と主な使用用途

大豆の品種も色々あり、大きく分けて『黄大豆』『黒大豆(一般的に黒豆)』『青大豆』と分けられています。

更に大豆は面白く、身が入った乾燥大豆になる前に収穫する『枝豆』というものがあります。

白目大豆の品種

  • とよまさり大豆(大粒種)
  • つるの子大豆(大粒種)
  • ツルムスメ大豆(大粒種)
  • スズマル大豆(小粒種)
  • ユキシズカ大豆(小粒種)
2種類の大豆

左側はとよまさり、右側はスズマル

黒大豆の品種

  • 祝い黒
  • 黒千石

黒大豆の品種

  • 祝い黒
  • 黒千石

右が祝い黒大豆 左が黒千石大豆

青大豆の品種

  • 青ばた豆

青大豆

 枝豆とは

  • 通常の大豆が熟す前に収穫したもの。

枝豆

大豆は秋(10月頃)に収穫します。

枝豆として収穫するには、夏(お盆前後)に枝からサヤだけを取って食べるとご存知の通りビールのおつまみなどになるわけです。

よって、夏になるとよく国産大豆の枝豆がよく出回るようになって、どこの店も高級品でちょっと高いおつまみになってると思います。

珍しい小豆と大豆

小豆と大豆の一般的な違いを今までの説明でお解り頂いたと思います。

その中で大きさの例外や珍しい使われ方があるのでご紹介したいと思います。

小豆より小さい大豆

大豆 小豆

左から、大納言小豆 スズマル大豆 黒千石大豆

黒千石大豆とユキシズカ大豆は大納言小豆小豆より少し小さい大豆です。

小豆より小さい大豆、何か面白いですね〜。

皮むき小豆

こしあんを作るのに小豆をそのまま使うと色が強く黒っぽくなるので、色を抑えるために皮をむいた小豆。

高級中の高級和菓子に使われています。

皮むき小豆

こしあんを作るのに小豆をそのまま使うと色が強く黒っぽくなるので色を抑えるために皮をむいた小豆。

高級中の高級和菓子に使われています。

皮をむいた小豆

ひきわり大豆

納豆の原料は大豆ですが納豆は納豆でもひきわり納豆が好きな方もいると思います。

ひきわり納豆は普通の納豆をカッティングしてあるのではなく最初から大豆をひきわりにしています。

挽き割り大豆

あずき色のイメージが崩れる小豆

白小豆と言う小豆があり、これは滅多に見る事が出来ません。

超高級の和菓子などに使用されます。

もとより生産量が全体の極少量のものなので一般的に見る事が出来ない小豆です。

色も黄大豆と似たような色をしています。

白小豆

最後に

小豆と大豆はなんとなく字は似ていても、全く違うもので色から味から使用用途まであらゆる場面で違うものです。

小豆は割と高級品に使われがちですが、大豆は一般的な食材として使われることが分かると思います。

国産の大豆(黒大豆は除く)に限っては流通経路まで小豆と違って、国の政策に守られた作物です。

ですので、交付金の関係もあり、小豆は割と生産者(農家)から直接自由に買うことができますが、大豆は『日本特産農産物協会』という取引の場を通して流通しています。

小豆と大豆は全てにおいて全く違うものだとおわかりいただいたと思います。

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